【2月3月】子育てパートナー募集説明会のお知らせ(オンライン)
お知らせ 2025.02.06
【子育てパートナーインタビュー】vol.6 学生パートナーから見たバディチームの活動とは?その①
現場スタッフとして活躍中の子育てパートナーや支援員の方々、応援してくださっている方々など、バディチームとつながりのある方へのインタビューです。
今回は二週にわたり、大学生と大学院生の学生子育てパートナーのお二人に登場していただきます。
これまで学業と並行して、バディチームの活動を定期的に頑張ってきてくださいました!
お二人ともこの3月で学校をご卒業されるのを機に、『祝!ご卒業!学生パートナーから見たバディチームの活動』として、子育てパートナーになろうと思ったきっかけや楽しかった点や大変だった点、これからの社会人生活に活かせそうなことなどをお聞きしました。
第一弾は大学生の嶋田奈緒さんです!
大学でバディチームの活動を知って、直感的に自分のやりたいことだと感じました
――バディチームの活動をしようと思ったきっかけを教えてください
経済事情や家庭環境によって、教育格差や相対的貧困、機会の不平等など、子どもに付随する問題に以前から関心がありました。しかしそれと同時に、自分に出来ることはないと無力感を持っていました。そんな時通っている大学の教授からバディチームのパンフレットを貰い、直感的に自分のやりたいことであると感じ、すぐにバディチームに連絡をしました。
――主にどういったご支援を担当されましたか?
お子様の遊び相手や学習支援、送迎、片付けなどです。
――実際にやってみてどうでしたか?(活動する前に想像していたことと違いがありましたか?)
パートナーさんには、子育て経験のある方や、大学の専攻が福祉や教育関連の学生さんが多いため、活動前は、経験や知識に乏しい私が力になれることは少ないのではないかと不安に思っていました。
しかし、活動をしてみて、その不安はすぐに払拭されました。座学研修や、先輩方に同行する研修がありますし、その期間が終わっても、随時不安なことや疑問を聞きやすい環境だったからです。
――活動の中で嬉しかったこと、やりがいを感じたのはどんな時でしょうか?
訪問期間が終了するときにお子様からお手紙をもらったことや、カレンダーに私が訪問する日を「お姉さん」と書きこみ、花丸をつけていてくれたことです。
親御様から相談をしてもらえることや、話し相手として信頼してもらえることも嬉しかったです。
――活動の中で大変だったことはありますか?
人見知りのお子様に信頼してもらい、打ち解けることです。
たくさんの親子の形とそれぞれの事情。自分にとっての「当たり前」を疑い、相手の立場にたって寄り添う重要さを実感
――これから社会人として活躍されると思いますが、バディチームの活動で今後役立ちそうなこと、活かせそうなことはありますか?
バディチームの活動を通して、傾聴する力を成長させることが出来たと思っています。
沢山の親子の形があり、それぞれの家族にそれぞれの事情があります。そのため、自分の価値観や自分にとっての「当たり前」を疑い、相手の立場に立って考え寄り添うことの重要さを改めて実感しました。
また、活動を通して、視野を広げることが出来たと感じます。同じ大学の人、同じ年齢の人、同じ地域に住む人など、自分が思っている以上に、関わる人の属性が限定的であったと改めて気付きました。ご家庭にお邪魔する形での支援ですので、情報量がとても多く、その分沢山の学びがありました。
これらのことは、社会人となっても活かすことの出来る大切な経験だと思っています。
――最後に子育てパートナーへの応募を考えている方へのメッセージをお願いします。
バディチームの事務局のスタッフさんは、パートナーにとって働きやすい環境を作ってくださり、多様なご家族やお子様を見てきているからこそ、パートナー一人一人にも、とても温かく寄り添ってくださいます。是非、バディチームのパートナーの一員になりませんか。
【編集後記】
嶋田さん、ありがとうございました。『活動を通して傾聴する力を成長させることが出来た』、とても素敵ですね!傾聴とは、相手の気持ちに共感しながら優劣や善悪などの評価をせず、耳も心も傾けて聴くこと。そんな嶋田さんの姿勢がお子さんから慕われるだけではなく、親御さんからの信頼も得ていたのだと思います。バディチームでの経験をこれからの社会人生活に少しでも役立てていただけたら私たち事務局も嬉しく思います。新生活を心より応援しています。(文責:事務局 青木)