【保育バカ一代】vol.29 あなただけ見つめてる
コラム 2024.11.25【子育てパートナーインタビュー】vol.7 学生パートナーから見たバディチームの活動とは?その②
現場スタッフとして活躍中の子育てパートナーや支援員の方々、応援してくださっている方々など、バディチームとつながりのある方へのインタビューです。
前回に続き、『祝!ご卒業。学生パートナーから見たバディチームの活動』の第二弾として、大学院生の子育てパートナー、青木亜里沙さんが登場します。
子育てパートナーになろうと思ったきっかけや楽しかった点や大変だった点、これからの社会人生活に活かせそうなことなど、学生さんだからこその視点でお話いただいています。
卒業後は子どもと関わる仕事に就きたい!
バディチームで何か経験を積みたいと思いました
――バディチームの活動をしようと思ったきっかけを教えてください
大学院卒業後は子どもと関わる仕事に就きたいと考えていました。ですが、子どもと関わる機会はなく、何の経験もないまま就職することに不安を感じていました。
そこで何かないかと探していたところバディチームさんのホームページに辿り着いたのがきっかけです。
当時、家事に関する研究を行いたいと考えていたので、この活動は子どもや親御さんと関わるだけでなく研究にも活かせるかもしれない!と思い応募させて頂きました。
――主にどういったご支援を担当されましたか?
4歳から小学生までの遊び相手、たまに家事支援です。里親家庭にも訪問し、保育や送迎なども担当しました。
――実際にやってみてどうでしたか?(活動する前に想像していたことと違いがありましたか?)
家庭によって家事のやり方が違うので、そこがとても勉強になりました。
自分の家でのやり方が私にとっては普通なので、いろんなやり方を知ることができたのは大きいです。誰かと一緒に暮らすことになったときに「自分のやり方のほうが正しい!」とは思わず、喧嘩にはならないと思います(笑)
――活動の中で嬉しかったこと、やりがいを感じたのはどんな時でしょうか?
お子さんや親御さんの方から、近況報告や相談などをしてくださった時、やりがいを感じました。
お子さんのことを親御さんと一緒に共有できる。その嬉しさを活動から学びました
――活動の中で大変だったことはありますか?
お子さんの気持ちと親御さんの気持ちの両方に共感できるので、どう自分が間に入ればいいのか行動するのが難しいなと感じました。
――これから社会人として活躍されると思いますが、バディチームの活動で今後役立ちそうなこと、活かせそうなことはありますか?
親御さんとのコミュニケーションです。
お子さんのことについて、親御さんと共有することの嬉しさをバディチームの活動を通して学ぶことができました。
――最後に子育てパートナーへの応募を考えている方へのメッセージをお願いします。
学生の子育てパートナーがもっと増えたらいいなと思っております!!
自分は子育ての経験がないため親御さんから相談されることは余りありませんでしたが、子育ての経験がないからこそ、親御さんは気を張ることはなかったのかなと思います。
学生だからこその関わり方があると思うので、ぜひとも多くの学生子育てパートナーさんに活躍してほしいです。
【編集後記】
青木さん、ありがとうございました!子育て経験がないことは決してマイナスではなく、学生パートナーだからこそ、養育に難しさを感じている親に余計なプレッシャーを与えず、気持ちを楽にさせることができたのかもしれませんね。青木さんのようにそのままを受け止めて、お子さんの様子や成長を親と一緒に喜んだり、心配してくださったことはご家庭にとって心強かったと思います。そんな他者への寄り添う力を活かして、これからもご活躍されることを心から応援しています。(文責:事務局 青木)