特定非営利活動法人バディチーム
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活動・事例 2023.07.26

【私たちはこんなご家庭のお手伝いをしています】Vol.1 手作りの夕食を自宅で

バディチームが訪問しているご家庭や子育てパートナーが具体的にどんなお手伝いをしているかを知っていただきたく、事例をご紹介します。
※複数の支援先事例を組み合わせて構成したものです※

 


 

【手作りの夕食を自宅で】

一人で2人の小学生を育てている、お母さんがいます。

お父さんとは第二子妊娠中に離婚。今は連絡をとっていません。

 

お母さんは長年のダブルワークで疲れてしまい、最近起き上がれなくなる日が増えてきました。特段の理由もなく涙が出て、体に力が入らず布団から出ることが出来ません。

 

子どもは小学校高学年のお兄ちゃんと低学年の妹。二人とも学校は嫌いではなく毎日通えていますが、お母さんが布団から出てこられなくなってから、夕食はパンやお菓子を食べる日が続いていました。歯科検診で急に虫歯が増えていることに気付いた学校の先生から地域の機関に連絡が入り、バディチームが週1回夕食づくりの支援に伺うことになりました。

 

最初は子育てパートナーと呼ばれる知らない人が自宅に来ることに戸惑っていた兄妹でしたが、リクエストしたご飯を作ってもらえることに慣れてからは、出来立ての温かい夕食を楽しみにするようになりました。お兄ちゃんが好きなメニューはオムライス 妹は鶏つくねがお気に入りです。

子育てパートナーが夕食を作ったり、溜まった食器を洗っている間、お兄ちゃんは学校での出来事を話したり、妹はキッチンで子育てパートナーのお手伝いをしたりして過ごします。

 

子育てパートナーがいる間はほとんどお部屋から出てこないお母さんですが、用意した夕食は毎回子供達と一緒に食べてくれているようです。

「お母さんが、「美味しいね、今度鶏つくね一緒に作ろうね」って言ってたよ 」と妹が教えてくれました。

次はお母さんの好きなメニューも聞かせて欲しいと思っている子育てパートナーです。

 

 


 

誰も悪くない事情で、困りごとを抱えてしまうご家庭があります。
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