認定NPO法人バディチーム
寄付する
活動・事例 2026.06.09

【子育てパートナーの活動】親子に寄り添う「保育支援」

バディチームでは、さまざまな事情で子育てに困りごとを抱えるご家庭を訪問し、親子に寄り添う「子育てパートナー」が活動しています。今回は、活動の柱の一つである「保育支援」にスポットを当て、現場のリアルな姿をお届けします。

関連記事:【子育てパートナーの活動】家族の日常に寄り添い、安心を届ける「普通の家事」

「そばにいること」が支える、親子の時間

バディチームの保育支援は、集団でお子さんを預かるものではありません。

家庭を訪問し、そのご家庭の状況に合わせて、子どもの見守りや遊び相手、送迎、学習のサポートなどを行います。

大切にしているのは、特別なことをするのではなく、日常の中で親子に寄り添い、少しでも安心できる時間をつくることです。

◯見守り・遊び相手
保護者が休んでいる間や、家事・用事をしている間に、赤ちゃんや子どもの見守り、遊び相手をします。ただ「預かる」のではなく、その子の様子を見ながら、安心して楽しく過ごせる時間を一緒につくっていきます。

◯沐浴介助
生まれたばかりの赤ちゃんのお風呂は、保護者一人では大変なこともあります。赤ちゃんを安全に抱えながら洗い、着替えや片付けまで行う時間は、体力的にも精神的にも負担がかかります。
そんなとき、子育てパートナーがそばで沐浴を手伝うことで、保護者の不安や負担を軽くすることにつながります。

送迎・お迎え
保育園や学校、習い事などへの送迎も支援の一つです。保護者の体調不良や仕事、家庭の事情などで移動が難しいときに、子育てパートナーが送迎を担うことで、日々の生活を支えます。

学習の見守り
夕方の時間帯など、子どもが一人で過ごす時間に、宿題を一緒に見たり、勉強に取り組むきっかけをつくります。学習塾のように成績を伸ばすことよりも、子育てパートナーとの関わりの中で「学ぶ楽しさ」や「勉強への自信」をつけて行くことを目的とします。

支援の現場:具体的な事例

バディチームが訪問するご家庭の状況は、一つひとつ異なります。

親の心身の不調や産後うつ、子どもの病気や障がい、ひとり親、経済的困窮など、さまざまな事情で子育てが大変になっているご家庭があります。

保護者の休息を支える
乳児のいるご家庭では、保護者が少し休んでいる間に、子育てパートナーが赤ちゃんを見守ることがあります。赤ちゃんが眠ったら、そのそばで洗濯物をたたむ。部屋の様子を整える。そんな日常の小さな支援が、保護者にとっては大きな安心につながります。

子どもの安全を見守る
家庭に入るからこそ、外からは見えにくい子どもの様子に気づくことがあります。危険につながりそうな行動や、気になる変化があれば、保護者や事務局と共有し、必要な対応につなげていきます。

多様な家庭に寄り添う
バディチームでは、外国にルーツのあるご家庭、双子や三つ子など多胎児のご家庭、里親家庭など、さまざまな家族の形に寄り添っています。

どの家庭にも、それぞれの事情や背景があります。だからこそ、決まった正解を押しつけるのではなく、その家庭にとって必要な支援を一緒に考えていく姿勢が大切になります。

保育支援から生まれる「やりがい」

子どもの笑顔
訪問を重ねるうちに、子どもが少しずつ心を開き、「次はいつ来てくれるの?」、そんな言葉をもらえることもあります。一度の訪問で大きく変わるわけではありませんが、同じ人が継続して関わることで、子どもにとって「安心できる大人」が増えていきます。

保護者の表情が少しやわらぐ
「この日は訪問があると思うと、気持ちが楽になる」「心に余裕ができて、子どもにも少し優しくなれる」。そんな言葉を保護者から聞けたとき、子育てパートナーは、自分の関わりが家庭を支える一部になっていることを実感します。

信頼関係の積み重ね
家庭に入る支援では、信頼関係はすぐにできるものではありません。最初は緊張感があっても、訪問を重ねる中で少しずつ距離が縮まっていくことがあります。焦らず、決めつけず、相手のペースを大切にしながら関わること。その積み重ねが、親子にとっての安心につながっていきます。

現場ならではの「大変なこと」

その日の家庭の状況によって、予定していた内容が変わることもあります。子どもの機嫌や体調、保護者の状態、きょうだいの様子など、現場では想定外のことが起き、臨機応変な対応が必要になります。

泣き止まない赤ちゃんに向き合うこともあります。赤ちゃんがなかなか泣き止まないとき、保護者をゆっくり休ませてあげられないもどかしさを感じることもあります。そんなときも、一人で抱え込む必要はありません。バディチームでは、事務局のコーディネーターが子育てパートナーに伴走し、相談しながら活動を進めています。

また、家庭に寄り添う仕事だからこそ、どこまで関わればよいのか迷うこともあります。近づきすぎず、離れすぎず、その家庭にとって心地よい距離を探していく。そこに、子育てパートナーの難しさと大切さがあります。

バディチームでは、こうした困難な現場を支えるために、事務局コーディネーターによる丁寧な伴走体制を整えています。子育てパートナーに特別な資格は必要ありません。「誰かの役に立ちたい」という想いを持つあなたの力を、必要としている親子が待っています。

活動に興味を持たれた方は、ぜひホームページから「子育てパートナー募集説明会」にお申し込みいただくか、事務局までお気軽にお問い合わせください。

こちらの記事もご覧ください
【子育てパートナーの活動】家族の日常に寄り添い、安心を届ける「普通の家事」

この記事をSNSでシェア

【子育てパートナーの活動】親子に寄り添う「保育支援」

活動・事例 2026.06.09

子育てパートナーの活動マンガ『扉の向こう』第2話を公開📕

2026.05.27

【2026年6月】子育てパートナー募集説明会のお知らせ(オンライン)

お知らせ 2026.05.20