【保育バカ一代】vol.29 あなただけ見つめてる
コラム 2024.11.25【登壇報告】文京区社会福祉協議会 いきいきサポート講演会~子どもが子どもらしくいられる街に~
11月19日(土)、社会福祉法人 文京区社会福祉協議会主催のイベント「文京つながるメッセ2022」に参加させていただきました。
「文京つながるメッセ2022」は地域共生社会をめざして、住民の方が地域で何かにつながれるようなイベントです。「多様な“つながる”をあなたに~」をテーマに8つの講演会や展示、体験イベントが開催されました。
その中の一つとして、講演会「子どもが子どもらしくいられる街に」に代表の岡田が「育児困難に陥っている親とその背景・子どもへ与える影響・地域住民にできる支援」についてお話をさせていただきました。
また、現場の声として、事務局の藤村もお話をさせていただく時間をいただきました。
講演の中で、虐待は決して特別な出来事ではなく、どの家庭にも起こり得ることであり、その背景の一つに社会からの孤立、家庭内での孤立があるというお話がありました。
私が以前訪問したご家庭で、利用者様とお話しさせていただいている時に「話を聞いてくれて嬉しいです。話を聞いてくれる人もいないし、受け止めてくれる人もいなくて…」と、言われたことをふと思い出しました。
保護者自身が、孤立・孤育てにならないためにも訪問型支援を通して家庭にとって一番必要な支援をしていく。
生活のほんの一部のお手伝いかもしれませんが、そこから生まれる保護者のゆとり。
そのゆとりが生活に向けられ、子どもに向けられ…様々なことへ繋がっていくのではないかと感じました。利用者様とより身近に関わる訪問型支援の重要性を再確認することができました。
改めて、現場の最前線で支援にあたる子育てパートナーの皆様に感謝を申し上げます。
終了後には、参加者の方から「実際に保護者への対応に困っている」と相談に来てくれた方や「バディチームの具体的な活動を知りたい」とお話に来てくれた方もいました。
この講演を通じてバディチームの活動をよりたくさんの人に知ってもらい、バディチームのミッションでもある「誰もが互いに支え合いみんなで子育て」に繋がっていくきっかけになればと思います。
この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。(文責:事務局 藤村)
▼社会福祉法人 文京区社会福祉協議会