特定非営利活動法人バディチーム
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お知らせ 2024.07.19

【開催報告】子育てパートナー・会員・寄付者むけ年次報告会&交流会「年次寄合(よりあい)」

7月13日(土)、子育てパートナー・会員・寄付者むけの年次報告会&交流会、題して「年次寄合」をオンラインで開催しました!

 

パートナーさんを中心に、監事さんにもご参加いただき、2023年度のバディチームの事業活動をふりかえりながら、それぞれの印象深い支援現場でのお話なども交えて、わいわいと過ごしました。

 

パートナーのみなさんと直接お話する機会はいつも、敬意と感謝を新たにします。

 

交流会のニーズは高い!ということも確認できましたので、今後も折々に開催できるように、事務局もがんばります。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

「年次」の会は1年間の活動全体についてお伝えする貴重な機会でもありますので、来年もぜひご期待・ご参加ください!

 

最後になりますが、代表の岡田妙子の挨拶と共に、昨年度の御礼を申し上げます。今年度も引き続きよろしくお願いいたします。

 

2023年度も様々な活動に取り組んでまいりました。

バディチームの事業活動の3本柱の1つである「養育支援訪問事業」は、設立当初より受託が始まり、16年間継続していく中で担当地区も増え続け今日に至っています。

2023年度は、児童福祉法の改正によりこの事業が新たな制度に移行するための準備の年でもあり、バディチームはこども家庭庁からヒアリングを受け、また同様の活動を行う団体とネットワークを組んで提言活動を行い、意見交換を行いながら現場の声を国に届けて、新制度の創設に協力しながら進んだ一年でもありました。

「養育支援訪問事業」「区民有償ボランティアによる食支援等事業」のような要支援家庭への訪問型支援は、全国的には実施率が低く、支援が届いていない家庭が多くあります。そうした家庭に対し、行政機関だけでできることは限られているため、行政・民間事業者・地域住民の協働が重要になりますが、こちらもなかなか進んでいません。先行して実践経験を積んできた立場として、このような活動を広げていく社会的責任も大きくなってきていると感じています。

 

また事業活動全体においては、これまではほぼ委託事業を中心に行ってきた状況から、「制度の隙間」に対応する「訪問型養育支援強化事業」や、訪問型支援で築かれた信頼関係にもとづいた「居場所事業」の準備を行うなど、行政や公的支援が届かないところに対しても自主事業として、家庭数は多くなくてもしっかり取り組むという方向に大きく舵をきった1年にもなりました。

 

目の前の社会課題は山積みですが、少しずつ動き始めている変化の流れを止めず加速できるように。

そしてまずは何よりも、日々の1件1件の家庭に向き合い、みんなで悩みながら、ともに支え合いながら「社会で子育て!」を目指して、これからも進んでまいります。

みなさん引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

NPO法人バディチーム代表 岡田妙子 

 

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