DONATION
子どもも大人も誰もが互いに支え合い、
みんなで子育てすることで、
子どもがすこやかに育つ社会のために、
寄付をお願いします
子育て支援や虐待防止の分野における財政面での社会的資源は、まだまだ不足しているのが現状です。子どもがすこやかに育つ社会を私たちと一緒につくりませんか?皆様のご寄付をお待ちしております。
私たちはこんなご家庭の手助けをしています
私たちは訪問型の子育て支援を通じて、子育てが大変になっているご家庭に訪問し、その人がその人らしく生きられることを目指して、共に歩みを支えています。
例えば、バディチームはこんな風に支援を行っています。
(以下は実際の事例ではなく、今までバディチームが支援した家庭を元に作った架空のケースです)
Aさんは、数年前に離婚し、一人で5歳のお子さんを育てていました。仕事をいくつか掛け持ちする中で、疲れがたまり体調が良くないことが増えました。休みの日には家事をしたいのですが、子どもの相手をしながら家事をするのは大変で、子どもにイライラして、怒鳴ってしまうことが増えました。お子さんも保育園で落ち着かなくなるなどの行動がみられるようになりました。家庭の変化を心配した保育園から役所の子ども家庭支援センターに相談が入り、子ども家庭支援センターの職員とAさんが面談をしたところ、とても疲れている様子が見られたことから、バディチームによる子育てパートナーの利用を勧められました。
最初は家の中に誰かが入ることに少し抵抗があったAさんですが、徐々に慣れて子育てパートナーの訪問を楽しみにするようになりました。
平日に訪問した際はAさんが休んでいる中で子育てパートナーが家事を行い、掃除や夕食づくりを行いました。Aさんが体調が良い時には、色々と話をしながら洗濯ものたたみや夕食づくりを一緒に行いました。休日に訪問した際には子育てパートナーがお子さんと一緒に遊び、その間Aさんは自分の時間をもち、ゆっくり過ごすことができました。
子育てパートナーが定期的に訪問する中で、時にはAさんは離婚して辛かった時の気持ちや、イライラしてお子さんを怒鳴ってしまう時もあるということを話してくれるようになりました。そのような時も子育てパートナーはAさんの気持ちを受け止めながら、ゆっくりとお話を聞くようにしました。子育てパートナーとお子さんのかかわり方を見る中で、Aさんは子育てパートナーの言葉がけの仕方を真似したりしながら、お子さんへの接し方も自ら学んでいけるようになりました。
子育てパートナーが訪問を続ける中で、家が片付いている事や、自分の時間が少しづつもてるようになったことでAさんは少しづつ気持ちにゆとりができ、お子さんを怒鳴ることは少なくなっていきました。また、お子さんも保育園で落ち着きを取り戻すことができました。
バディチームの支援が終了した後も、Aさんはファミリーサポートを利用したり、どうしてもつらい時は自治体の電話相談に相談するなど、他のサービスを上手に使いながらお子さんと楽しく暮らしています。
バディチームは次のような取り組みにより、
子育てについての課題を解決することを目指しています。
【課題と私たちの取り組み】
増え続ける虐待相談対応件数
全国の児童相談所での児童虐待相談対応件数は、年間20万件を超え、20年前の約10倍にまで増えています(R3年度)。児童相談所や行政「だけ」で対応できる規模ではなくなっています。
私たちのアクション
民間の力を生かして虐待への対応を行います
児童虐待の対応件数が年々増加する中、もはや児童相談所や行政だけで児童虐待に対応するのは難しい状況です。バディチームは、民間の力を生かし、民間のNPOだからこそできる形で行政と連携しながら児童虐待問題について取り組んでいきます。
虐待が起きる背景
虐待が起きてしまう背景には、さまざまな要因が複合的に絡み合っています。また、虐待が起こるのは特別な家庭だけではなく、どんな子育て家庭でもちょっとしたことから虐待リスクが高まることがあり、地続きの支援が必要だということでもあります。
私たちのアクション
家庭に訪問することで、子育てが大変なご家族全体を
家庭の中から支援します
子育てが大変になっているご家庭はそれぞれ多くの事情や背景を持っています。バディチームでは、ご家庭に訪問することで外からではわからない家庭の状況を把握することができ、また、ご家庭に合わせた様々な手助けを行うことができます。それにより、虐待を未然に防ぐということも目指しています。
里親家庭も支えが必要 「社会的養育」
虐待や様々な事情により、生みの親の元を離れて暮らす「社会的養護」の子どもたちは、全国に約42,000人います。日本の社会的養育において、里親及びファミリーホームへの委託率(里親等委託率)は、全国平均で23.5%(R3年度末現在)にとどまっています。(厚生労働省より)
私たちのアクション
里親家庭に対して、訪問型の子育て支援を行い、
サポートをします
現在は、日本でも全ての子どもが家庭的な環境で養育されることを目指して、里親委託率を上げようとする様々な取り組みがなされていますが、大変な背景を抱える子どもを育てるには、里親家庭に対しても多くのサポートが必要とされます。
バディチームでは、2009年より独自に里親家庭に対する支援事業を始めました。その取り組みが認められ、正式に東京都の事業として制度化され、現在では里親家庭に対しても子育てパートナーの派遣を行っています。このような事業を通じて、バディチームは社会的養育の推進を目指して活動しています。
親や家族だけに背負わせない 「みんなで子育て」
かつて存在した地域社会の子育て機能は失われ、三世代同居・近居も減って祖父母の援助も得にくくなった現代の子育て環境において、子育てを親・里親や家族だけに背負わせ続けることは、家庭の孤立と虐待のリスクを高めてしまいます。
私たちのアクション
子どもがすこやかに育つ社会を作るために、
研修やイベントを通じた啓発活動を行います
虐待は他人ごとではなく、誰にも起こりうる可能性があるもの。
決して親だけに原因があるわけではなく、適切な支えがあることで助けられる家庭がたくさんあること、日本では家庭養育を必要としている子どもがまだまだたくさんいるということ。
バディチームは、ラジオへの出演や研修の開催、主催イベントなどを通じて、日本の子育てについての現状を広く知ってもらい、みんなで子育てをすることで子どもがすこやかに育つ社会を作ることを目指して活動を行っています。
バディチームが行っている事業
行政との協働(委託)による事業
- 困難な状況にある家庭への訪問支援事業(子育て世帯訪問支援事業など)
- 食の支援事業
- 里親家庭支援事業
自主または民間機関との協働による事業
- 「制度の狭間」の家庭に対する訪問支援事業
- アウトリーチ連動型小さな居場所事業
講演・研修
- 講演等による普及啓発活動
利用者さんの声
こちらが大変な状況にある時も、心優しいお気遣いで支援に来ていただき、とてもありがたかったです。
色々なことを安心して任せることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。
サポート大変ありがたかったです。色々と指示しなくても対応してくださり大変助かりました。
寄付者からの声
下田 佳様
バディチームさんとは、プロボノプロジェクトのご縁があり、知り合えました。
表に出て来にくい難しい問題に正面から向き合っておられる人達がいるということに、
とても勇気づけられました。
私にも息子がいますが、子育て支援の中でも虐待を防止するということはとても大切だなと思っています。
子育ての正解がない中で、どこまでがしつけなのか虐待なのか判断が難しい問題だと思います。
さまざまな理由で子育てが苦しくなったとき、相談できる人がいる事、声をかけてくれる人がいる社会が広がればと思い、寄付を続けています。
いつ、誰が、どんな理由で生活が苦しくなるかわからない世の中ですから、力を寄せ合って生きていきたいと思います。
いつか、私もバディチームさん達に相談する日が来るかもしれません。
宮田 文様
それぞれの事情に寄り添って、個別の支援ができるバディチームの活動に共感し、応援しています。
ひとりひとり、家庭によって抱えている課題や悩みは違うはず。
公的支援によって、そのひとつひとつに応えるのには限界あるのは仕方がないことだと思います。
だからこそ、バディチームのような活動の必要性を強く感じます。
小さな声に寄り添って、支援の必要な子どもたちへ必要なサポートが届くよう、
バディチームの活動が継続されていくように願っています。
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ 松雄 茂様
私とバディチームさんとの出会いは、会社のCSR活動の一環での『プロボノ活動』でした。
『プロボノ活動』とは、仕事を通じて得たノウハウ・ナレッジを使ってNPO法人など社会課題に取り組んでいる団体の活動を支援しようという活動です。
どうしても仕事では自分の視野が限られます。“『プロボノ活動』に参加することによって日頃見えていない世界を見てみたい”というのが私の参加の動機でした。
実際『プロボノ活動』としてバディチームさんと出会い、スタッフの方と実際の活動の中身と皆さんの思いを伺いました。強く感じたことのひとつは、スタッフの方のことですが「こんなに純粋な人たちがいるんだ」ということです。
「自分は本当に困っている人を助けたい。だから支援に入ったご家庭が厳しい状態の方がむしろやりがいがある。時には、玄関を入った瞬間、足の踏み場もないようなご家庭もある。時には、なかなか食事の準備が思うようにできないご家庭もある。時には、お子さんと感情の隔たりがありうまくコミュニケーションが取れないご家庭もある。そういうご家庭を少しでも助けたい。私も子供が小さい頃すごく悩んだ。子供に“こうなってほしい”という思いと現実の間で悩み、時には感情的になってしまったこともある。ある意味では決して良い母親ではなかったかもしれない。今思えば、そういう時にちょっとでも助けがあったらどんなに楽になれただろうと考えると、自分にもできることがあると思うようになったんです。支援をもらうことで本来の状態を取り戻すきっかけになってくれたら嬉しい」と。
もう一つは「世の中にはいろいろなことで困っている方がいるんだ」ということでした。
「もうちょっと母親がしっかりしたらこんな状態にはならない」私は勝手にそんな風に考えていました。しかし、お話を伺う中で、「そうではないんだ・・・。」「いろいろな要因の中で、本人だって“何とか脱したい”と思いながらも脱せずにいるということはあるんだ」と感じるようになりました。
私には子供が4人います。今では全員が社会人となりました。
皆さんのお話はとても他人ごととは思えませんでした。自分の家庭にも大変な時期はありました。
私の子供たちが無事社会に出れたのも、多くの人たちがいろいろな形で支えてくれたからだと思います。そう思えるから、バディチームを支援したいと自然に思うようになりました。
一時的な関係で終わりたくないので、少額ですが継続的な支援にさせてもらいました。
皆さんの活動がどんどん大きな輪になり、大きな力になっていくことを願っています。
これからも陰ながら応援していきたいと思います。
私たちは行政からの委託事業と、民間機関との連携による自主事業の活動を行っていますが、行政からの委託料だけでは十分に活動を賄うことは難しい状況です。また、支援ニーズは年々拡大していますが、それに伴う子育てパートナーの人材確保、スキルアップも大きな課題となっています。助けを必要とする多くのご家庭へ子育てパートナーを派遣し、ご家庭が本当に望む支援を行っていくためにも、皆様のご寄付が必要です。
いただいたご寄付はこのように活用されます。
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「制度の狭間」の家庭に対する
訪問型支援事業 - ・家庭と現場支援者、民間機関をつないでいくコーディネート費
- ・現場支援者の人件費・交通費
- ・現場支援者の研修・養成費
- ・家庭訪問時の必要物品
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親子に寄り添う
小さな居場所事業「ばうむ」 - ・利用家庭との定期的な連絡やコーディネートを実施する費用
- ・子どもの居場所生活関連費用(おもちゃ・本・食材費、生活消耗品費等)
- ・現場支援者の人件費・交通費
- ・居場所家賃補助費
個人の皆様
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毎月1,000円のご寄付により
子どもたちが「小さな居場所」で手作りのあたたかい食事を食べることができます
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毎月3,000円のご寄付により
子育てパートナー養成活動や専門領域の研修を開催することができ、より多くの家庭がより質の高い支援を受けることができます
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毎月5,000円のご寄付により
子どもが安心してひと時家を離れて、「小さな居場所」でゆっくり休んだり、遊んだり、食事をしたりして過ごすことができます
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毎月10,000円のご寄付により
困難な状況にある子どもや親に対して訪問や居場所を通じて継続的に関わることで、孤立感を軽減し、親子を支えることができます。
法人の皆様
私たちは様々な事情や背景があり地域社会から孤立している家庭に対して積極的に訪問し、保育・家事・ 送迎・学習などを通じて親子に寄り添う活動を行っています。また、子ども食堂や子どもの居場所など 不特定多数の人が居る場所に行くことが難しい親子を対象に「小さな居場所」を始めました。法人の みなさまからの継続的なご寄付により、家庭の環境や親子の孤立状態が改善され、地域の中で子どもが すこやかに育つ環境づくりにつながります。「みんなで子育て」する社会の実現に向けて、私たちと 一緒に進んでいきましょう!
毎月50,000円
からご支援いただけます
その他の金額や単発でのご支援も、ぜひお問い合わせください
法人様の寄付のお問い合わせ皆様のご寄付をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。