特定非営利活動法人バディチーム

【開催報告】内部研修『救命救急講座』

6/15(土)、子育てパートナーと事務局スタッフを対象に内部研修「救命救急講座」を開催しました。牛込消防署の方を講師にお招きし、心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)の使い方を学びました。

 

 

まず最初に講師の牛込消防署の方から、救命救急の重要性についてのお話がありました。

東京都では救急車を呼んでから現場に到着するまでの平均時間が9分54秒だそうです。

心肺停止に陥ったあと除細動を開始するまでの時間が1分遅れるごとに救命率は7~10%ずつ下がりますので、少しでも早く適切な処置をすることが重要ですね。

 

ちなみに、東京消防庁が所有する救急車は274台。東京都の人口約5万人に1台だそうです。もっと多いイメージがありましたので、この台数には私たちもびっくりでした!

毎日、救急車は常に出動しっぱなしとのことなので、救急車を呼ぶかどうか迷ったときは、まずは「救急安心センター(♯7119)」を利用してほしいというお話もありました。

 

続いて、牛込消防署の方による心臓マッサージの基本的な手技とAEDの使い方の実演です。

 

心肺停止が起きたとき、倒れた人の年齢によって心臓マッサージの胸骨圧迫の深さや押し方、AEDの使い方が変わりますので、それぞれのやり方を教えていただきました。

 

成人(15歳以上)は両手で5センチ圧迫します。

 

 
小児(15歳未満)は片手で胸の厚さ1/3が沈み込む程度に押します。

 

 
乳児(1歳未満)は指2本を使って胸骨の下半分を押します。

 

AEDは「未就学児用モード」と「小学生〜大人モード」と二つのモードがあり、それぞれ電極パッドの貼る位置が変わります。

いざとなると焦るかもしれませんが、AEDはふたを開けると音声ガイドが流れますので、それに沿って落ち着いて操作をすることが大切です。

 

私たち参加者もグループに分かれて、心臓マッサージとAEDの操作体験を行いました。

 

 

 

 

 

最後に、映像を活用した口頭指導『Live119 』の案内がありました。

これは救急車を呼んだあとに、通報者のスマートフォンを使い、救急現場などの映像を災害救急情報センターに送信ができる仕組みです。管制員は、送られてきた映像を見ながら応急手当の方法を指導したり、応急手当のやり方が分かる動画を通報者に送信します。同じ状況を管制員と共有することにより、落ち着きを取り戻し、応急手当を実施できたり、動画を見ながら適切な手当を行うことができるという効果があるそうです。

確かに指導をしてもらいながら手当ができることは安心につながりますね。

 

救命救急の知識や実際に体験したことがあるかどうかで、いざという時の行動が変わってくると思いますので、支援の現場ではもちろん、日常生活でも活かしていければと思います。

とっさのときにちゃんと身体が動くのか、冷静に判断することができるのか、やはり不安はありますが、人の命がかかっていることなので勇気を持って行動したいと強く感じた講座になりました。

 

現場を訪問する子育てパートナーの皆さんにはぜひ学んでいただきたい内容ですし、一度だけではなく、繰り返し体験することで身体が覚えていくと思いますので、今後も定期的に開催していきたいと思います。

 

お忙しい中、講師をお引き受けいただいた牛込消防署の方々、今回参加してくださった子育てパートナーの皆さま、本当にありがとうございました。

 

【参考サイト】

東京消防庁

救急安心センター事業(#7119)ってナニ(総務省消防庁)

AEDガイド

映像を活用した口頭指導『Live119 』

 

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