【4月】子育てパートナー募集説明会のお知らせ(オンライン)
お知らせ 2025.03.13
【居場所事業について】vol.1 スタート編
2024年度からあらたに居場所事業を始めることになりました。
現在、開始に向けて準備中です。
バディチームではこれまで16年間において、多くの家庭に訪問し、保育や家事などの支援を通じて親子に寄り添う活動を行ってきました。その経験の中で、児童館や子育て広場、子ども食堂など多くの人が集まる場所にはなかなか行きづらいという家庭がたくさんあることがわかりました。
そこで、そんな家庭が訪問支援とは別の形で、「お子さんだけでも、もしくは親子一緒でも、自宅を離れてちょっと一息つける場所があったらいいなぁ」という思いから立ち上げたのがこの居場所事業です。
子育てに大変さを抱える親子が孤立することなく、安心して過ごせる場。
親子が自主的に離れて過ごすことは、親にとっては育児負担の軽減になり、子どもにとっては親以外の信頼できる大人との生活を体験する場になります。
そんな機会を通して、バディチームのビジョンでもある『誰もが互いに支え合い、みんなで子育てすることで、子どもが健やかに育つ社会』を目指します。
まずは、この2つの事業からスタートします。
独立行政法人福祉医療機構
こどもの未来応援基金助成金事業
「アウトリーチ連動型 親子に寄り添う小さな居場所事業」
≪事業概要≫
親や子どもの心身の不調や障がい、経済的困窮、一人親など、様々な事情で子育てが大変になっている家庭に行政と連携した訪問型支援事業を行っていますが、本事業においてはこの訪問型支援でつながりのできた家庭に対して、マンツーマンあるいは少人数で過ごす居場所を整備し、親子に寄り添う支援を行います。
子どもにとっては訪問型支援で既に知っている支援者による安心感があり、綺麗で清潔な室内、手作りの温かい食事、ありのままを受け止めてくれる支援者との関わりの中で経験値を上げ、社会性を身につけることを目的とします。
親に対しては人に頼ることを覚えてもらい、他の支援にも繋がりやすくなるように支えていきます。
こどもの未来応援基金の支援を受け実施しています
新宿区委託事業
「子どもトワイライトステイ」
バディチームは昨年、新宿区の子どもショートステイの協力家庭になりました。
子どもショートステイとは保護者の出産や病気での入院、家族の介護、育児疲れなどで昼夜を通してお子さんを養育する方がいないときに、区内の児童福祉施設や協力家庭でお預かりをする制度です。
バディチームでは、「夜間」に保護者が育児疲れや育児不安を含め、お仕事等でお子さんを養育できないときに協力家庭でお預かりする「トワイライトステイ」から始めます。
新宿区のトワイライト(夜間保育)は、17:00~22:00の間の必要な時間です。
将来的には「アウトリーチ連動型親子に寄り添う小さな居場所事業」と「新宿区委託事業」でもショートステイ(お泊り保育)の実施を目指しています。
具体的に動き始めましたらマガジンでも随時報告をしていきます。よろしくお願いします。