特定非営利活動法人バディチーム

【開催報告】内部研修『CAREプログラムについて学ぶ』

報告が遅くなりましたが2023年10月14日(土)、子育てパートナー、江戸川区の支援員、事務局スタッフを対象に、内部研修『CAREプログラムについて学ぶ』をオンラインにて開催しました。

 

講師はオガタ心理臨床サービス 代表の緒方広海(おがた ひろうみ)先生です。

緒方先生には昨年も別のテーマではありますが内部研修の講師をお願いしまして、皆さんから好評をいただいていましたので今回も楽しみにしていました。

 

CARE(Child-Adult Relationship Enhancement)とは?

子どもとよりよい関係を築く時に大切な養育のスキルを体験的に学ぶことができるペアレンティングプログラムの一つです。

発達障害や養育環境の問題がある子どもを含む、すべての子どもとの関係構築に役立つことがわかっています。

保護者支援に役立つのはもちろん、子どもと関わる際に必要な実践的スキルを支援者自身も身につけることができ、とても有意義な研修になりました。

 

プログラムは大きく2つのパートから構成されていまして、今回は幼児・学童向けの関りを学びました。

 

特に学びになったポイントです。

主に子どもとよりよい関係を築く際に大切な<使う3つのP>と<避ける3つのK>のスキルについて、理論的根拠の理解やロールプレイを通して学びました。

 

<使う3つのP>

Praise 具体的にほめる

Paraphrase くり返す

Point Out 行動を言葉にする

 

<避ける3つのK>

コマンド 命令
クエスチョン 質問
クリティシズム 批判

 

前半はこれらのスキルを身につけた上で、さらに問題行動に対処するための選択的注目の用い方について学び、後半は子どもがよりいうことを聞きやすくなるための、効果的な指示の出し方について、ロールプレイを交えて具体的に習得していきました。

 

参加者の皆さんからの感想を一部ご紹介します。

▼実際ロールプレイでやってみると言葉が出てこなかったのですが、練習すればできてくると先生が言われていたので意識して使ってみようと思いました。 質問は結構使ってしまっている事に気づきました。誘導になってしまうと伺い、なるほどと思いました。

 

▼子どもとの関係構築のノウハウは、基本的な知識として大学や実際の経験で得ておりましたが、エビデンスに基づくCAREの方法はとても役に立つと思いました。「質問方向」に行きがちな自分のクセを見直すきっかけにもなりました。

 

▼3つのPの実践はなかなか難しいとあらためて感じました。意識的な言葉掛けの習慣を付けたいと思いました。

 

▼子供の言った事を繰り返すで、子供役になった時は大人役にくり返してもらうと、安心できるような居心地の良さが実感できたので、KとPは是非仕事で試してみます。

 

▼子どもに関わる全ての人が知っていると関係性を築くのに役立つと思いました。 子どもの支援のお仕事で実践していきたいです。

 

子どもとの関係があたたかなものになり、子育てや子どもとの関りがより楽しくなれば、最終的には子ども支援、保護者支援の質の向上につながっていくと思いますので、今回の学びを活かしながら私たちのできることを引き続きやっていきたいと思います。

 

講師の緒方先生、研修にご参加いただきました皆さま、

ありがとうございました。

 

▼一般社団法人CARE-Japan
https://www.care-japan.org/
 

 

▼緒方広海(おがたひろうみ)先生
<副業>
オガタ心理臨床サービス 代表(公認心理師/臨床心理士)
<本業>
LITALICOジュニア 児童発達支援事業部 副事業部長(公認心理師/臨床心理士)
 
さいたま市にて専門職(心理)として約15年間従事。
こころの健康センター(精神保健福祉センター)
障害者総合支援センター(発達障害者支援センター)
子ども家庭総合センターなどで、乳幼児から成人期までの精神保健福祉、障害福祉の分野で幅広く心理臨床業務に携わる。現職においては本業では支援に関わる指導員や児童管への研修や育成の統括、困難ケースへのスーパーバイズなどを担当し、副業では精神保健福祉に関する相談業務や研修講師、個別SVなどを実施している。一般社団法人CARE-Japanの理事も務める。

 

 

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